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VPNは、海外居住の日本人には、不可欠なお友達


 3年ぐらい前に、マイIPの仕組みを理解しようと思って書いた図を、もう一度、引っ張り出してきました。

この数年間、マイIPだったり、UCSSだったり、ExpressVPNだったリだとか、規制とそのときの各社の対応状況によって、力点を置く場所を変えて説明していました。

ですが、この図の説明の基本は、変わっていないですね。

日本での動画の配信者、日本国内での放映権を持っているというビジネスの仕組みの中なので、海外からアクセスするユーザーに対して、門を閉じなくてはいけません。そうしないと、彼らのビジネスが危うくなるからです。

ですから、海外のIPを持っている人が、日本の動画配信者に接続して、動画配信を求めた場合には、放映権の縛りによって(とは、説明しないですが)、動画の配信ができないようにしているんですよね。

ですが、日本で配信されている動画を、海外で録画して、それをアップする様な人が出てくる様になり、VPNを使って、なりすまし接続をしてくる人に対しても、門を閉めるようになってきたのだと思います。


中国や東南アジアの国の場合は、日本国内での動画供給側の問題ではなく、その場所の責任者である国家が、海外とのアクセスに関して、干渉している問題なので、なかなか難し課題ですよね。(個人的な理解ですが、その国から発信される「日本の動画を鳴かしてください」という要望や、日本の動画配信先からの「要望の動画はこれです」というやりとり自体に干渉をするという事だと思っています。)

ですから、VPNを提供してる会社は、日本ベースの動画配信サービスを行なっている会社の動向に加えて、政府の動きをつかまなくてはならないという、すごい活動が必要になってくるのだと思います。

VPNの業者は、全世界にいる要望者に対して、世界どこからでも接続が可能ですという、うたい文句を掲げなくては、その会社の信頼性に影響がありますから、必死に対応しようとしますよね。

という事で、VPNの会社は、国家と動画供給会社と、目に見えない技術的な戦いをされているのだと思います。そして、VPNの会社勝っているときは、日本の動画を見ることができるし、負けているときは、観ることができない。3つぐらいのVPNを掛け持ちして、

例えば

USCCがだめなので、Express VPNでやるか?とか、

Express VPNも調子が悪いので、マイIPにするか…などの、

臨機応変な対応で、乗り切っていくしかないんだろうね、というのが、今の感想です。

VPNは、不可欠なお友達です、今は接続ができなかったとしても、また頑張って接続できる様になってくれると思っているから、長い友達でいてほしいですね。