doitsulife.blogspot.com/ads.txt 部屋干しの臭いをふせぐ!2つの原則と13の対策項目。(日本での対応)|ドイツ暮らし

部屋干しの臭いをふせぐ!2つの原則と13の対策項目。(日本での対応)

ドイツでは部屋干しが普通です。
(外に干していません。)

日本で悩んだ「部屋干しの後の臭い」は
ほとんど無いと思います。

日本で、単身赴任をしていたときに、
部屋干しの後に臭わないように、
色々努力したことをまとめておきたいと思います。


部屋干しの臭いの原因


部屋干しの洗濯物から、臭いがなぜ出るか?
その原因に対する行動をすれば、臭いがなくなる!

洗濯の後に洗濯物に残っている
  • 汚れ
  • 雑菌
が、臭いの原因です。

部屋干しでない場合、太陽の光を使って干す場合、
選択後に残っている雑菌は、
  • 乾燥が早く
  • 紫外線による消毒
によって、臭うことはありません。


部屋干しの臭いを防ぐ2大原則


部屋干しの臭いの原因。
部屋干しと外干しを比較することで、
おわかりいただけるとは思いますが、

①洗濯物に雑菌を残さない
②洗濯物を早く乾かす

が、2大原則です。

洗濯の過程で、
どうしても汚れや雑菌は残ってしまいますが
それをなるべく防ぎ、少なくすること。

洗濯物に残っている雑菌は
湿っていると繁殖します。
洗濯物を早く乾かすことができれば、
臭いを防ぐことができますよね。

部屋干しで臭いを防ぐ具体的な方法


Ⅰ)洗濯する前に雑菌を増やさない。(①対策)



洗濯の前に、洗濯する物(洋服・タオル)で
雑菌が増えないようにする。

洗濯する前に多くの雑菌があれば、
選択しても雑菌が残ってしまう可能性が高くなりますよね。

何をすれば、いいのでしょうか?

01)洗濯機の中で雑菌を増やさない。

洗濯機を使った後、蓋を閉めないでください。
なるべく洗濯槽を乾燥させて、
雑菌を繁殖させないでください。

コマーシャルで、
洗濯槽の裏側が汚れているのを観られたことはありませんか?
まさに、あんな感じになっているかもしれません。
今まで洗濯槽を洗ったことがないようでしたら、
洗濯槽を洗うことをおすすめします

洗濯槽をあらう洗剤が販売されていますが、
・塩素系はカビを分解して除去する
・酸素系はカビをはがして除去する
という特徴を持っています。

洗濯機をきれいにしておくことは
汚れ落としや雑菌の減少につながる。

02)洗う前の洗濯物を、乾燥しやすいようにする。

タオルなどは、濡れたまま重ねてしまうと
臭いが出ることがありませんか?
運動の後のTシャツなどを放置してもだめです。

これは雑菌が水分を得て、
繁殖して臭いをつくりだすからです。

少し奇妙に思われるかもしれませんが、
洗濯の前に洗濯する物を干して、
乾燥しやすいようにしておくといいです。

もし干す場所がないとか、
干すのが面倒という方でも、
洗い物を、洗濯機の洗濯槽に投げ込んで
一晩放置することは避けてください。

風が通るようなカゴを使い、
へりに洗濯物を欠けるなどして、
乾燥しやすくする工夫をしてください。

洗濯前の洗濯物を乾かしておく事が
洗濯後の雑菌を減らすことになる。


03)肌着と靴下は裏返してました


自分の汗や油が直接つく肌着や靴下は、
その汚れを取ることが雑菌増加を予防する
と、思って裏返して洗ってました。

最近は洗剤の威力が強く
あまり意味は無いのかもしれませんが、
それでも、信じてやってました。

肌着と靴下は裏返す。

Ⅱ)洗濯機を正しく使う (①対策)

洗濯物を入れて、洗剤を入れて
スイッチを入れたら洗濯と脱水が完了する。

簡単なことですが、
洗濯機をきちんと使うことが大切です。

今一度洗濯機の使い方を見直してみましょう


04)洗濯物を詰め込み過ぎない。


基本的な事ですが、大切な事。
洗濯の量に従って、水量を決めます。

洗濯機が洗剤の入っている水と洗濯物を
一緒に動かすことで、洗濯をしているので、
洗濯物が水の中で動くスペースが必要になります。

洗濯物が多い場合、水量を最大にしても
洗濯物が水の中を動かずに、
洗濯できないことになります。

洗濯で重要なのは、適切な水量と洗剤量。
洗濯物が多いときには、
2回に分けて洗濯する事。


05)室内干し用の洗剤を投入


殺菌効果のある洗濯洗剤が
部屋干し用として販売されています。

一度買うと簡単には使い終わりませんが、
自分の用途に合った物を探し出してください。

部屋干し用洗剤を使う。

06)洗剤の量は適量を投入


洗剤を多く入れることで、
汚れが落ちると思っている方、
少し違うんですよ。

洗剤は水に溶けて洗剤水となって、
洗濯物と混ぜられることによって
威力を発揮します。

洗剤が水に溶ける量は決まっています。
規定以上の洗剤が投入された場合、
溶けなかった洗剤は、
洗濯槽に取り残されてしまします。

そして、この残留物が、
カビや雑菌の温床になります。

洗濯洗剤は、適量を投入することが大切。

07)柔軟剤で殺菌効果のあるものを投入


柔軟剤には、殺菌効果のあるののがあります。
すすぎの時に投入して、殺菌してもらいましょう。

多くの柔軟剤には、匂いがする様な素材が含まれています。
洗濯物の臭いを消す効果はありませんが、
いい匂いを活用するのもいいと思います。

殺菌効果のある柔軟剤を使う。

08)残り湯は使いませんでした


お風呂の残り湯を洗濯に使われる人がいます。
私も当初は、残り湯を使っていたのですが、
やっぱり皮脂が残っている残り湯は、
汚れがのこったりや雑菌の繁殖を助けるのでは?
と考え始めてからは、残り湯は使わなくなりました。

残り湯は、雑菌の温床?
使わない方がよいのでは?


Ⅲ)洗濯ものを早く乾かす(②対策)


汚れを落とし、雑菌を少なくするために
洗濯をしてきましたが、
洗濯物を早く乾かさなければ意味はありません。

部屋干しでは、湿度と風(空気の循環)に
気をつける事が大切です。


09)洗い上がる前に除湿機を作動させる


「もう少しで洗濯が終わるな!」
と言うタイミングで、除湿機を作動させ始めます。
大体10分ぐらい前からでしょうか?

少し除湿された部屋で洗濯物を干した方が
乾燥が早くなった気がします。

私の場合は、
エアコンの除湿機能をつかいました。
単身赴任で日中いなくなるので、
5時間で切れる設定をしていました。

エアコンからの風の当たるところに
洗濯物を干すようにしました。


洗濯物を部屋干しする前に
除湿機を作動させる。

10)洗濯物の水気を飛ばす


脱水が終わったら、大きな物から取り出して
洗濯物に残っている水を払います。

水を飛ばすために、洗濯物をはたきます。
バタバタとすごい音がしますが、大胆にやります。
厚手の物は最低で5回はやりました。

アパートに住んでいる人に取って、
音を立てることに抵抗はありますが、
部屋干しの宿命として、きちんと対応しました。

洗濯物水分を飛ばすには、
洗濯直後のはたきが大切。

11)間隔を開けて、空気の循環を促す


洗濯後のTシャツや靴下などは、
大体表側と裏側がくっついています。

そのまま干してしまうと、接地している部分が
乾きづらくなり、臭いの原因になります。

Tシャツ⇒幅の有るハンガーにつるして空間を作ります。
ズボン⇒裏返して、ポケットを出して、筒干しにします。
※100均で購入した、洗濯用ズボンハンガーを活用しました。
※Gパンの場合、乾燥させる為に、腰回りを上にします。
 逆だと、水が腰回りに集まり、乾燥しづらくなります。
靴下⇒一度くっついている部分を剥がして、干しました。

これらを、隣とくっつかなように、
充分なスペースを取るように干します。

空気の循環を促すために、
エアコンの風が当たるところに
ハンガーを使って干しました。

洗濯物を乾かすには、
空気が循環するスペースを作る事が大切。

12)干す場所は空気の循環ができるところ


干す場所をどこにするか?
悩むところだと思います。

私はエアコンの風の当たるところに
折りたたみ式のハンガーを設置して
洗濯物を干していました。

ご自身の住まわれている環境で
変わってきます。

単身赴任の人向けの記事に書かれているのはお風呂場。
換気をきちんとすれば、空気の循環ができ
目立たないので、適していると言う物です。

どなたにも共通しているのは、
カーテンレールには干さない。
と言うことです。

デメリットは、
カーテンレールは、重たい物をつるすには不適切。
窓際は、湿気がたまりやすく、乾燥しづらい。

カーテンレール以外で、
空気の循環が可能な場所が
部屋干しに適した場所。

13)取り込むときにまだ湿っているならアイロン


湿った状況で長時間おいておくことが
雑菌が繁殖する原因になります。

室内干しの各種のテクニックを使っても
充分に乾かない場合、取り込むときに湿っている場合、
最後の手段はアイロンです。

生地の厚いところをアイロンで乾かしてください。

湿っているならアイロンを!


ここまで、お付き合いくださり、
ありがとうございます。

部屋干し後の臭いを消す事について、
2つの原則と13の対策項目を紹介してきました。

参考になればいいのですが、・・・。



単身赴任をしている時、料理・洗濯・掃除
は自分でこなさなくてはなりませんでした。

朝アパートをでたら会社が終わって帰宅するまで、
洗濯物を取り扱うことができません。
朝洗濯機をかけて、部屋干しをしてから、
出社ということになります。

はじめ、何も知らなかった頃は、
洗濯物が生乾きで、匂いがしました。
色物は日光に当てると色落ちすると聞いたので、
洗濯物は日差しの入らないところがいいのか?
などと、対応を重ねました。

色々な情報があり、なんでだろうか?
と思い始めて、調べて実践して、
13の対策に至りました。

最後に、すでに臭っしまったタオルへの対応

を追加しておきます。

40℃以上の温水5リットルぐらいに、
通常の洗濯の1回分の洗剤、
それに液体酵素系漂白剤50ml程度を入れて
30分程度つけておいてください。

その後、液ごと洗濯機に入れて、洗濯です。
抗菌作用の有る柔軟剤の使用も忘れずに、・・・。

かなり改善出来ると思います。